ごくごく普通の主婦がキラキラした毎日を送るために!: 「すなわち」と訳す‘or'

2009年05月02日

「すなわち」と訳す‘or'

『越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 (ディスカヴァー携書)』,140問のうち50問まで挑戦しました。

たった50問しただけで,どういうところに注意をして読めばいいのかコツが分かりました。かなりの確率で誤訳してしまったおかげです。
ワナにはまってしまって悔しい気持ちもありますが,それ以上に解説を読んでなるほど〜と思う気持ちの方が強いです。

構文以外にもそんな意味があったのかと,新しい発見も多々ありました。少し例をあげます。

・「すなわち」と訳すor
英語って本当に奥が深いです。
orは普通「または」です。それが「すなわち」になるなんて。全然意味が違うじゃないですか!!
ここでは辞書の例文を掲載します。

botany, or the study of plants
植物学,つまり植物の研究


前にコンマがあると分かりやすいですが,省略されることもあるそうで注意が必要です。文脈から判断するしかありません。

・「〜だけれども」と訳すif
挿入的に用いて,if節の主語・動詞は省略されます。

a very pleasant if talkative boy
おしゃべり好きだが大変陽気な少年


・「〜の後に」と訳すin

I'll phone you in two hours, after the meeting.
今から2時間後,つまり会議の後に電話します。


2時間後ではなく,2時間以内にと訳してしまいがちです。
この例文は after the meeting とあるので気づくかもしれませんが,I'll phone you in two hours. だけなら誤訳してしまう可能性が大。
未来形とともに使われるinは,「〜以内に」「〜のうちに」ではなく,「〜後に」「〜たったら」の意味になります。「〜以内に」の場合は within を使います。

最後にこの文を訳してみてください。

A prey to fear, she has been sick in bed for three days since last Monday.

last Monday, 「先週の月曜日」にしませんでしたか。
私はしましたよ。フフフ。

先週の月曜日から3日間寝てもまだ先週のままです。現在完了ですから,今週にならないと変です。言われてみればそうですね。
だから,last Monday なのに「今週の月曜日」と訳します。
なかなか気づかないです。。。

<訳>
恐怖の虜になったまま,彼女は今週の月曜日から3日間病床にある。

『越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 (ディスカヴァー携書)』


この本は本当にオススメです。

越前先生がおっしゃっているように,読者は自分の英語読解力に欠けていた部分を発見し,飛躍的な進歩を遂げることができるに違いありません。

話は変わりますが,今日実家に帰ったら大学時代に買ってほったらかしにしていた本をみつけました。

『翻訳84のコツ』―今すぐ役に立つ

これもおもしろそうなので読んでみようと思います。
また画期的な発見があったら報告します。









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posted by Kupaloke at 22:05| Comment(4) | TrackBack(0) | 私の英語学習法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
まんまと「先週」と訳しました 笑
自分で考えても絶対気づかなかったと思います・・・
翻訳の勉強、すっごいしたいんですけど、
今はとにかく「やり直し期間」ってことで、
ひたすら基本演習ばかりです。
モチベーションアップのために、
TOETCと英検を秋に受けようと思ってます。
でもやっぱり翻訳の勉強もするべきかなぁ〜
・・と悩んでるところです。
毎度長文ですみませんっ><
Posted by めぐ at 2009年05月03日 00:17
>めぐさま
いつもコメントありがとうございます。
めぐさんからのコメント,本当に嬉しいです。

「先週」,何のためらいもなく訳してやられた〜という感じですよね。

翻訳に資格は関係ない!と思っていたのですが,実務翻訳のトライアル,経験が2〜3年ないとトライアルを受けることもできないんです。経験のない人はTOEIC900点以上という条件を提示している会社がちらほらあるので,TOEIC900点を目指すのも手かなと最近思っています。

資格試験の勉強も翻訳の勉強の一つだと思いますから,頑張ってくださいね。応援しています!
Posted by すず at 2009年05月03日 15:04
横から、しかも過去記事へのコメントですみません。

>経験のない人はTOEIC900点以上という条件

TOEIC900は、和文英訳希望者向けの
最低条件なのではないかと。

実務翻訳業界では近頃、英文和訳の需要が減り、
和文英訳の需要が格段に増えています。
反面、優秀な英訳者はまだまだ少ないみたいです。

ちなみに私も以前は
TOEICとか英検が必要だと思っていました。
でもこちらのサイトを読んで吹っ切れました。

http://honnyaku.sakura.ne.jp/eiken.html

ご参考までに。


Posted by そこそっこ at 2009年05月05日 21:45
>そこそっこさま
コメントありがとうござます。
紹介してくださったサイト,じっくり読ませていただきました。とても参考になりました。私もずっと英検1級,TOEIC900点を目指していましたが,『子育て主婦の英語勉強法』に資格はいらないと書かれていたのを読んでから,資格にこだわるのはやめました。
でも,そこそっこさんも翻訳家の仕事入門を執筆されている方も社内翻訳という経験がありますよね。トライアルを受ける資格があって本当に羨ましいです。私のような経験のないものはいったいどうすればいいのでしょう。。。
翻訳家の仕事入門で紹介されていた『トライアル現場主義』,実は今図書館で予約中なのです。もうすぐ回ってきそうなので,参考になる方法が見つかればいいのですが。
Posted by すず at 2009年05月05日 22:50
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